アメリカでキャンピングカーを借りて、グランドサークルとイエローストーンを旅行しました。
実際にキャンピングカーで旅行をするまではわからない事、不安な事だらけでドキドキでした。
でも、さすがアメリカ！キャンプ大国です。
キャンピングカーの内装は高級感があって素敵です。使い方も難しくありません。RVパークも設備が整っていて便利です。
とっても楽しかったです。
その時にわかったRVパークの事を紹介したいと思います。
レンタルキャンピングカーでの旅行を考えている方の参考になればうれしいです。
アメリカではキャンピングカーはRVと呼ばれています。でもここではキャンピングカーと書いてしまいます。
レンタルキャンピングカーがどんな感じかの記事はこちらです↓
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キャンピングカーってどんな感じなの？アメリカでキャンピングカーを借りてRVパークに泊まってみた
アメリカでキャンピングカーを借りてグランドサークルとイエローストーンを旅行しました。はじめはどうなっているのか良くわからずドキドキでした。でもさすがキャンプ大国！使い方も難しくありません。とってもよかったです！その時にわかった事を紹介したいと思います。
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RVパーク
私たちは2021年夏にグランドサークル、2022年イエローストーンとグランドティトンにキャンピングカーで行ってきました。
その時に、国立公園のRVパークと国立公園近くのRVパークに泊まりました。
RVパークというのは、キャンピングカーやキャンピングトレーラー専用の水、電気、排水の設備がついた施設をさすことがほとんどです。
しかし、表現は色々で、”キャンプグランドの中のRVサイト”だったり、”キャンプグランドのFull hookup（フルフックアップ）サイト”みたいに表現されている事もあります。
ここでは宿泊施設全体をRVパーク、その中のそれぞれの場所をサイトと表現しようと思います。
RVパークには、水、電気、排水の設備以外に共用のシャワールームやランドリーがあったりします。
各サイトにはテーブルがあったりなかったり、焚き火が出来たり出来なかったり。
色々違いはありますが、ざっくりRVパーク全体の感じ、各サイトの様子、予約時に気にするポイントを紹介したいと思います。
RVパーク全体の感じ
私たちがとまった国立公園内のRVパークはどこも自然に囲まれた静かな場所でした。
RVパーク自体は広かったですが、各サイトはそんなに広々はしていなくて、規則正しくびっちり並んでいるといった感じでした。
といっても隣が気になるぐらい近いという事はありませんでした。
木がいい感じに植えられていて、隣から丸見えというような事はありません。
受付
入口に受付（Registration）があります。
駐車場に停めて人だけが受付をしにいく所、料金場みたいに車に乗ったまま受付をすませる所と色々です。
グランドキャニオンではサイトの種類だけ指定して予約をするので、受付時に自分のサイトの場所を教えてくれます。
その時、このRVパークの決まりのようなものを教えてくれます。
チェックアウト時間、消灯時間(静かにしていましょうという時間)、サイトでの焚き火ができるかどうかみたいな事を教えてくれます。
ちなみに、予約時にサイトの場所まで指定して予約できるところもありました。
シャワーやコインランドリー
大きなRVパークには、だいたいシャワーやコインランドリーがあります。
営業時間が決まっているシャワールーム・コインランドリーも多く、そんなに遅くまでやっていませでした。
グランドキャニオン国立公園内のRVパーク内にはシャワー施設などはありませんが、なんとか徒歩で行けるMARKET PLAZAというレストラン、お店、銀行など色々揃っているエリアにシャワーとランドリーがありました。
RVサイトの宿泊者にはシャワーが無料という所もありましたが、そうでない所もありました。
キャンピングカーのシャワールームは狭いです。シャワー後の着替えもやっぱりちょっと大変です。
無料なら絶対シャワールームを使って、有料でも2日のうち1回はシャワールームを使うという感じでした。
トイレ・ゴミ捨て場
RVパークの所々にトイレがあります。トイレはけっこうきれいです。匂いも気になりません。
キャンピングカーのトイレは狭いですし、外のトイレが使えるは便利です。
受付近くやトイレの側にゴミ捨て場（ダンプステーション）があります。
扉がガッチリしているおかげか、閉まっていれば匂いは気になりません。
RVダンプステーションは、キャンピングカーやトレーラーの汚水を捨てる場所です。各サイトで汚水処理が出来ますが、共用の汚水処理場も用意されています。
Wi-fi・通信環境
Wi-Fiが使えるRVパークもありました。ザイオン国立公園近くのRVパークはサービスのひとつにWiFi利用がありました。
グランドティトン国立公園では、公園内のRVパークに宿泊しました。シャワー、ランドリー、お店がある場所まで行くとWi-Fiを使うことが出来ました。
グランドキャニオン、イエローストーンのRVパークにはそういったサービスはありませんでした。
余談ですが、イエローストーンでは私のスマホはだいたい圏外でした。
遊び場
滑り台や、ジャングルジムみたいなのが用意されているRVパークがありました。
子供は大喜びです。ザイオン国立公園近くのRVパークです。
宿泊はしていませんが、国立公園の近くのRVパークを探している時にプレイグラウンドがあるRVパークをいくつか見ました。
国立公園内のRVパークではそういった所は見かけませんでした。
では、子供たちは何をしていたか。
うちの子供たちは石や棒を並べて遊んでいました。
自転車やキックボードでパーク内をグルグル回っている子供もいました。
犬の散歩をしたり、近くの湖で水遊びをしたり、自然の中にいれば何か遊びは見つけれるようです。
近くのお店
RVパークの中にはありませんが、RVパークやキャンプサイトの近くには生活用品や食料品が買えるお店がだいたいありました。
気軽に歩いていけるぐらい近い所もあれば、ちょっと頑張って歩かないといけない所もありました。
長期滞在する人たちも多いということだと思います。
買い出しで忘れたものがあっても大丈夫です。コンビニより充実しています。
各サイトの様子
サイトは停められるキャンピングカーやトレーラーの長さで種類わけされているだけの事がほとんどです。
他はどのサイトも同じような作りになっています。
水・電気・排水
電気ケーブル・水のホース・排水ホースをサイトにある設備につなげることで、キャンピングカーが家のように使えるようになります。
(RVサイトの設備につなげる事を ”hookup”と言っています）
サイトに行けば水道栓と電源パネルは簡単に見つける事ができます。
水道栓は、ひねって水圧を調整出来るものもあれば、オンオフしかないものもあります。ホースとつなぐ部分は統一規格のようで心配なくつなげました。
電源パネルの扉を開くと、30Aと50Aの2つの差込口があります。30Aだけのもの、50Aだけのものもあると思います。
キャンピングカーの電源ケーブルをつないでスイッチをONにします。
30Aと50Aは形状が全く違うので間違う心配はありません。
私たちがかりた25feetのレンタルキャンピングカーはどちらも30Aでした。
50Aを使用するのはクーラーが2台ついているような大型キャンピングカーのようです。
排水溝は、水道栓や電源パネルの近くにあります。何か凄いものを想像していたのですが、丸い蓋がしてあるだけです。
その蓋を開けて、キャンピングカーの排水ホースを差し込みます。たったそれだけです。
確かに匂いはしますが、思っている程くさくはありません。RV Sewer Chemicals(キャンピングカーの下水槽の匂い消しみたいなの) の排水溝バージョンみたいなのがあるのかもしれません。
車の停め方
キャンピングカーの停め方にはBack-In や Pull-Thru というのがあります。Back-Inはバックで停める、Pull-Thruは頭から入れて頭から出ていけます。
Pull-Thruは巨大なキャンピングカーやトレーラーには嬉しい仕様だと思います。
25feetのキャンピングカーならBack-Inでも、Front-inでも問題なく出来るはずです。
停める方向がサイトで指示されているのは、キャンピングカーと電源パネル・水栓・排水溝との位置関係からです。
キャンピングカーの右側（運転席側）に電源ケーブル等がついているので、それがサイトの設備の所に来るように方向が指示されています。
サイトの設備は隣のサイトの設備とくっついている事がほとんどです。こうする事で隣の人の排水ホースとかが見えにくくしているのだと思います。
ピクニックテーブル
テーブルと椅子はだいたいどこでもついているようです。でも、イエローストーン国立公園内のRVパークにはついてませんでした。
私たちは飛行機でやってきて、キャンピングカーをレンタルして旅行をしています。テーブルや椅子を用意するのはちょっと大変です。
外でのんびりしたり食事をするためにテーブルがあるのはうれしいです。
さらに、テーブルカバーがあれば雰囲気も良くなっていい感じです。というか、だいたいみんな何かテーブルに敷いていました。
私たちはビニール製の使い捨てのシートを持っていきました。
焚き火台
焚き木を燃やす事をCAMP FIREと言うようです。私たちが泊まった所は、キャンプファイヤーは禁止だけど炭やガスコンロを使うのは良いという所がほとんどでした。
キャンプファイヤーが出来る所では、焚き火台（焚き火用の丸い枠とか）が用意されていたり、売店で焚き木が売られていました。
受付時にも火の取り扱いはルールは言われますし、その時にもらったルールの紙にも書いてあるのでしっかり確認しないといけません。
乾燥している地域の木に囲まれた大自然の中です。火の取り扱いは慎重なのだと思います。
私たちはそもそも夜を楽しむ余裕はなかったので、焚き火は計画していませんでした。（夏は9時頃にならないと暗くならず、子供も小さいし、明日の予定もあるし、そこまで起きているのはちょっと大変だったので・・・）
でも子供たちがどうしてもキャンプファイヤーみたいなのがしたいと言うので炭火を用意しました。そこでスモアなんかを食べれるとよかったのですが、すっかりその準備を忘れたのでただ炭火を見るだけでした。
どこのRVパークもそんな大きな違いがなかった気がします。サイトにもグレードのようなものはなく、どこも同じ感じでした。
国立公園内のRVパークが多かったからかもしれませんが・・
国立公園内のRVパークを予約するような時は、どのサイトにするかなんて特に気にするようなことはないと思いますが
予約する時、あえて気にするとしたらどういう所かを紹介したいと思います。
予約時に気にするポイント
RVパークを予約しようと思った時、自分で好きな場所（サイト）が選べるのはうれしいですがちょっと迷います。
何度か泊まってみて、次に泊まるならこういう場所がいいなと思えるようになったので紹介したいと思います。
でもだいたい予約がギリギリなので選べる立場にはないのですが・・。
入り口・受付からの距離
パークの奥の方が車の出入りは少なくなります。
キャンピングカーの外でのんびり食事をしたりお茶を飲んだりするなら、交通量が少ないにこしたことはありません。
のんびり過ごすなら奥まった所が良いと思います。
そんなにのんびりする時間もないというなら、色々便利な場所という選択肢があります。
シャワーや売店のような所は受付近くにあることが多いです。近いのはとっても便利です。
そして、もし何か困った事があっても受付が近いと安心です。
私は1泊、2泊程度しか出来ないし、そんなにのんびりもしていられないので、便利でちょっと安心な受付の近くを選びたいなと思っています。
キャンピングカーの中にいれば、近くを通る車の音はほとんど気になりません。
夜は消灯時間も設定されていますし、車内のクーラーの音の方がうるさくて外の音なんて聞こえません。笑
端っこか真ん中か
サイトがたくさん並んでいる中で、端っこは見晴らしは良いと思います。植木等で道路からの視線も気にならないように配慮されています。
もともと道が広いので、サイトのすぐ側を車が通る事もなく音が気になるような事はありません。
真ん中の場合でも、電源板・排水溝の位置はちゃんと考えられていて隣の排水ケーブルが丸見えのような事はないです。
これまたいい感じに木が植えられていて隣の視線が気になることもありません。
端っこか真ん中は本当どっちでも良い気がします。
私は子供が飛び出さないか気にする場所が増えると大変なので、端っこではない所を選びたいと思います。
トイレの位置
パークの所々にトイレがあります。
キャンピングカーにトイレはありますが、外のトイレが使えると便利です。
キャンピングカーのトイレは狭いですし、家族がとっても近くにいるのでゆっくりトイレという気分にはなかなかなれません。
トイレ周りが臭うということはありませんでしたが、隣はちょっと避けて気軽に歩いていけるぐらいの所にあると良いなと思います。
国立公園内のRVパークなら、正直どこのサイトでも良いなと思っています。でも、選べるならこういう所を気にする選ぶというぐらいの事なので、本当に参考程度で。
以上、RVパークってこんな感じでした。
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是非読んでもらえるとうれしいです。
あとがき
大型のキャンピングカーやおしゃれなトレーラーをたくさん見ることが出来るRVパーク。
その空間にいるだけでワクワクしてきます。
コンビニより充実した売店、コインランドリー、郵便局、ATMがあったりと長期滞在もあたり前なのだなと思います。
ここで1週間、2週間と暮らすなんて素敵だなと思いますが、なんだかやれる気がしません。
もっと他にも行きたい所もあるし、そもそもそんなに休みも取れないし・・って。
余暇の過ごし方の違いを感じました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。